ブルーレイレコーダーの寿命が来たとき、適切な方法で処分する必要があります。
本記事では、ブルーレイレコーダーの処分方法をはじめ、買い替えサインや処分するときの注意点をご紹介します。
そのほか、ブルーレイレコーダーの処分にかかる費用もお伝えするので、処分を検討している方はぜひ参考にしてください。
ブルーレイレコーダーの寿命は5年〜10年!買い替えサインとは?
ブルーレイレコーダーの寿命は、5年〜10年ほどが目安です。
性能が高いブルーレイレコーダーは寿命が長い傾向にあり、使い方や使用頻度などによって寿命が変動します。
ただし、ブルーレイレコーダーで使用するハードディスクは劣化しやすいので、ビデオデッキなどよりも寿命が短いともいわれています。
ここでは、ブルーレイレコーダーの買い替えサインを5つご紹介するので、処分するときの参考にしてください。
音声や映像が乱れる
ブルーレイレコーダーを使用中に音声や映像が乱れたり途切れたりする場合は、寿命が近づいている可能性があります。
ブルーレイレコーダーの内部にある読み取り部分のレンズに傷や汚れがあるときは、クリーニングすれば症状が改善される可能性が高いです。
クリーニングしても音声や映像の乱れが見られるときは、近々故障する恐れがあります。
異音がする
寿命が近づいていると、ブルーレイレコーダーの使用中にカタカタやブーンなどと異音がするケースがあります。
ブルーレイレコーダーで再生するハードディスクは、細かい部品がたくさん使用されており、部品の経年劣化により異音が生じる場合があります。
また、ハードディスクの経年劣化が原因で異音が生じる場合、正しく番組を録画できていないケースがあるので、ともにチェックするといいでしょう。
リモコンに反応しない
ブルーレイレコーダーをリモコンで操作しようとしても反応しないときは、はじめにリモコンに不具合がないか確認しましょう。
リモコンが反応しない場合は、電池が切れている、接触不良を起こしている、などの原因が考えられます。
リモコンの原因が特定できないときは、ブルーレイレコーダーの本体に問題がある可能性があります。
リモコンに反応しないときの原因は、ブルーレイレコーダーの内部にあるリモコンの電波を受信する部分に問題があると考えられるでしょう。
ディスクトレイが開閉しにくい
ブルーレイレコーダーのディスクトレイが開閉しにくい場合は、パーツ自体が劣化していたり、故障していたりする可能性が高いです。
ディスクトレイは、何度も開閉するパーツなので、故障しやすい場所といえます。
ディスクトレイ以外には、配線にトラブルが起こっている可能性があるので、修理または買い替えを検討しましょう。
ディスクトレイが開閉しにくい状態で使い続けると、ハードディスクに傷がついたり、トレイが開かずに取り出せなくなったりする恐れがあります。
電源が入らない
コンセントが正しく挿さっていてもブルーレイレコーダーの電源が入らないときは、故障している可能性が高いです。
リモコンに不具合がある可能性があるので、ブルーレイレコーダー本体のボタンで電源が入るか操作して確認してみてください。
ブルーレイレコーダーの処分方法とは?
ブルーレイレコーダーを買い替えるとき、今まで使っていたものをどのように処分すべきかわからないという方がいるのではないでしょうか。
ここでは、ブルーレイレコーダーの処分方法を6つご紹介します。
買い替える時に下取りに出す
家電量販店で新たにブルーレイレコーダーを購入するとき、今まで使っていたものを下取りに出すことができるケースがあります。
下取りに出せば、処分できるだけではなく、下取り分を差し引いた価格でお得に新しいブルーレイレコーダーを購入できるでしょう。
ブルーレイレコーダーの下取り金額は、店舗によって異なり、なかには高い価格を設定しているところがあります。
下取りに対応していない店舗もあるので、ブルーレイレコーダーの買い替えを検討している方は、各店舗で下取りを行っているか、どれくらいで下取りしてくれるか、などのポイントを確認しておきましょう。
リサイクルショップに買い取ってもらう
家電を扱っているリサイクルショップでは、ブルーレイレコーダーを買い取ってもらえる可能性があります。
特に、4K対応、大容量タイプ、有名メーカーのブルーレイレコーダーは、高く買い取ってもらえる可能性が高いです。
リサイクルショップで買い取ってもらう場合は、誰かが再び使ってくれるケースがあるので、処分するのはもったいないという方におすすめです。
家電量販店に回収してもらう
故障して使えなくなったブルーレイレコーダーは、家電量販店に回収して処分してもらえる場合があります。
リサイクルショップなどに買い取ってもらおうとしても、故障していて買取不可能という場合があるでしょう。
家電量販店のなかには、故障した家電をまとめて回収してくれるサービスを行っているところがあります。
回収時にかかる費用は店舗によって異なりますが、自宅まで引き取りに来てもらう場合は別途出張費がかかるので注意が必要です。
フリマに出品する
ブルーレイレコーダーを高く売りたい場合は、フリマアプリに出品することがおすすめです。
フリマアプリでは、自分で価格を設定できたり直接交渉に応じたりできるので、希望価格ですぐに売却できる可能性があります。
ただし、家電量販店やリサイクルショップで処分する方法とは異なり、自分でブルーレイレコーダーの写真を撮影したり、梱包して送ったりする必要があります。
個人間でのやり取りになるので、トラブルが一切ないとはいい切れません。
不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者は、幅広い家電の回収を行っており、ブルーレイレコーダーもその対象となる可能性があります。
不用品回収業者は、街中を巡回していたり、インターネットで問い合わせれば回収しに来たりと形態はさまざまです。
ただし、無料を謳っている業者のなかには、有料で回収しようとする悪徳業者もいるので注意しましょう。
粗大ゴミに出す
ブルーレイレコーダーは、リサイクル家電4品目の対象に当てはまらないので、粗大ゴミとして処分することが可能です。
ほかの家電と比べるとサイズが小さいので、自治体によっては不燃ごみとして出せるところもあります。
粗大ゴミや不燃ごみとして出す場合は、決められた回収日に指定の場所に出しましょう。
ブルーレイレコーダーを処分する時の注意点は?
ブルーレイレコーダーを処分する際、注意する点がいくつかあるので把握しておきましょう。
ここでは、ブルーレイレコーダーを処分するときの注意点を5つご紹介します。
HDD内のデータを消去しておく
ブルーレイレコーダーのHDD内に番組を録画している場合は、残っているデータを削除しましょう。
見られても問題ないデータの場合であれば残っていても構いませんが、個人的な情報が含まれるデータが残っている可能性があるので、念のため削除しておくのがおすすめです。
HDD内にデータが残っていると、情報から個人を特定されるリスクがゼロではありません。
ただし、ブルーレイレコーダー自体が故障している場合、データを削除できないケースがあるので、信頼できる家電量販店や業者に相談してみてください。
B-CASカードの返却または破棄を忘れない
ブルーレイレコーダーを購入するときに付属しているB-CASカードは、個人情報が登録されている可能性があるので、返却または破棄しておきましょう。
B-CASカードとブルーレイレコーダーを一緒に売りに出す場合は、次の購入者に権利を譲渡する流れとなるので、事前にB-CAS社に譲渡方法を確認しておくことがおすすめです。
B-CASカードをB-CAS社に返却する場合は、B-CAS社から返却用の封筒を郵送してもらったり、特定の住所に返送したりする必要があります。
また、B-CASカードを自宅で処分するときは、ICチップの部分をハサミで切断してから処分しましょう。
悪徳な不用品回収業者に気をつける
無料でブルーレイレコーダーを回収してくれる不用品回収業者のなかには、無料を謳いながらもあとから費用を請求してくる悪徳業者もあります。
ブルーレイレコーダーなどの小型家電は、処分するのに費用がかかってしまうケースがほとんどなので、無料を謳う業者は注意が必要です。
また、回収されたブルーレイレコーダーは、適切な方法で処分されるとは限らず、不法投棄されてしまう恐れがあります。
悪徳な不用品回収業者は国から許可を得ていないケースが多いので、ホームページに許可番号などが記載されているかチェックしてみましょう。
不足している付属品がないか確認する
ブルーレイレコーダーを売却するときは、購入時に付属していた部品などが不足していないか確認しましょう。
付属品がすべて揃っていれば、ブルーレイレコーダーが壊れていても、買い取ってもらえたり、売却したときの価格が少しでも上がったりする可能性があります。
たとえば、リモコンや電源コード、取り扱い説明書などの付属品が揃っているか確認してみましょう。
掃除をして動作確認をする
ブルーレイレコーダーを買い取ってもらうときは、少しでも高額査定につながるように、掃除したり動作確認をしたりしておくことがポイントです。
事前に動作確認を済ませておくと、スムーズに査定が進められる可能性が高いです。
ブルーレイレコーダーの処分にどれくらいの費用がかかる?
ブルーレイレコーダーの処分方法によっては、費用がかかる場合があるので、事前に費用の目安を確認しておくことがおすすめです。
ここでは、ブルーレイレコーダーを処分するときにかかる費用を3つのケースに分けて解説します。
粗大ゴミに出す場合
ブルーレイレコーダーを粗大ゴミに出すときは、自治体によって200円〜300円ほどの処分費用がかかる場合があります。
粗大ゴミではなく不燃ゴミとして処分する場合は、特定のゴミ袋の購入費用のみがかかるケースがほとんどです。
自治体によって小型家電の処分方法が異なるので、粗大ゴミとして出すべきか、不燃ゴミとして出すべきか、事前に問い合わせておくと良いでしょう。
不用品回収業者に依頼する場合
不用品回収業者にブルーレイレコーダーを回収してもらう場合は、2,000〜3,000円ほどで引き取ってもらえる可能性が高いです。
電子レンジの回収費用の目安が2,000〜3,000円ほどであり、ブルーレイレコーダーは電子レンジよりも重量がないので、2,000〜3,000円ほどよりも費用を抑えられると考えられます。
ただし、不用品回収業者によって費用の目安が異なるので、複数の業者に見積もりを依頼しておきましょう。
処分に費用がかからない方法もある
費用をかけずにブルーレイレコーダーを処分したい場合は、フリマアプリやリサイクルショップで売却したり、家電量販店で下取りに出したりする方法がおすすめです。
ブルーレイレコーダーを売却すれば、手放せるだけではなく、お小遣いを手に入れられる可能性があります。
また、家電量販店で下取りに出せば、新品のブルーレイレコーダーを少しでもお得な価格で購入が可能です。